男性不妊はストレスによるもので栄養も必要です

ストレスによる男性不妊について不妊の悩みを持つ人が多いと聞きますが、男性不妊の場合においては原因としてはストレスも関連しているのです。
ストレスにより男性において性機能をコントロールしている「テストステロン」という名の男性ホルモンの分泌が減ることで、精力の減退や勃起不全(ED)といったものを引き起こしてしまうことだけでなく、精子数が減少して、精子の状態が悪化して不妊につながる可能性があります。
妊娠が可能でもストレスがあった場合だと妊娠するまでの期間が長くなってしまうというデータもあります。
不妊治療を実行する場合においてもタイミング法の性交のタイミングを気にし過ぎて性交が達しない状況もあるので勃起をつかさどっている副交感神経が優位になるようにリラックスすることが大切です。今の世の中ストレスはつきものですが、夫婦で一緒にステキな環境をつくりましょう。

不妊症は実は原因の半数は男性側にあると言え、それに栄養素によって改善があるかご存知ですか。
男性側の不妊の改善が見込まれる栄養素には精力を向上させるともいわれる亜鉛を一番に考えます。
生殖器での機能向上や精子の運動性を活性化して妊娠を促してくれるのです。

その他では精子などの形成に必要な鉄、男性ホルモンの生成や分泌を活発化するビタミンE、また精子における重要な役割をするセレン、精子が増殖するのを活性化してくれるアルギニン等々いろいろありますが、極力食品からとることが望ましいでしょう。
その上で栄養素をとることばかりではなくて、十分な休息をとって、ストレスを解消して、適度な運動を行い、喫煙やお酒を控えるといった生活習慣自体を改善する気構えが大切となります。